●マイティドッグ
〒617-0836 京都府長岡京市勝竜寺西川原田16-1-2 TEL:075-958-4141 FAX.075-958-4131
営業時間:AM10:00 ~ PM8:00(日祝日はPM6:00 まで)
定休日:毎週水曜日 http://www.mini-jp.com
京都で22 年、レースも得意だが、
堅実な方針でユーザーの信頼も厚い店
名神高速と並行する国道171号線沿い、長岡京からほど近くに店を構えるマイティドッグ。弘部社長はメカニックとしてこの業界に入って27年目、マイティドッグを設立して今年で22年を迎える。同店の営業スタイルはかなり堅実なものだ。
「若い方は安いミニを欲しがりますが、ベース車をそのまま購入するのは、ミニをよくご存知のベテランの方にしかおすすめできません」という弘部社長。ミニが好きな人に乗ってもらいたい気持ちをグッと堪えて、後悔しないミニ選びを丁寧に説明しているのだ。
「いくらぐらいのミニを買えば安心して乗れますか?、とお客さんからよく聞かれるんですが、そういう時には100万円から130万円くらいなら大丈夫でしょう、と答えるようにしています。この金額は昔も今も変わらないですね」。
そうして初心者がミニを手に入れると様々な展開がある。「娘さんがミニに乗りたいとお父さんと一緒に見に来て買われると、いつしかお父さんがミニにハマって、娘さんはお父さんのクルマに乗るようになった、なんてことは多いですね」。ミニを購入したらゴール、ではなく買ってから同店とのお付き合いが始まるのだ。
イベント開催も積極的でシリーズ戦のレース、ミニジャックのオフィシャルショップ、さらに年に1回ホットドッグ大運動会を主催している。これは岡山国際サーキットで5時間耐久レースや自己ベストタイム更新に挑戦するアタックチャレンジなど充実した内容だ。そしてツーリングも度々あり、年末には餅つき大会が恒例である。
そうやってイベントを楽しめるのも、同店のミニの信頼性が高いから。これまでミニを販売してきて、大きなトラブルが起こったようなことはほとんどないと言う。それも1年以上の保証を付けるマイティドッグ認定中古車が、長い間トラブルフリーで楽しく走れるからなのだ。
ウッディで広い店内は、ドリンク自販機も設置され、気を使わず落ち着ける雰囲気。パーツの在庫も豊富で眺めるのも楽しい。
車検整備は信頼性の高い部品を使用して、次の車検までオイル交換以外ノーメンテが基本だ。
レーシングカーもメンテナンスされるファクトリー。限界ギリギリのバトルを支える整備技術はストリートカーのメンテナンスにも活かされている。
ミニジャックの998チャレンジには編集部も継続参戦中。かつて年間チャンプにも輝いたストミニ14号車。もちろんサポートはマイティドッグだ!
「消耗品はなるべく日本製を使うようにしています。ただし燃料ホースだけは米国製のスターフレックスに限ります」と弘部社長。エンジンオイルはアッシュを使う。「専門店でしか扱っていないオイルは、やっぱり違います」。販売車両も車検整備も、次の車検までノーメンテでも問題ないような品質を追求している。「走る・曲がる・止まるの要素だけはキッチリ整備します。ウォーターポンプの水漏れはオーバーヒートにつながります。たとえ少量でも、漏れ跡があれば交換です」。